LucidCam:世界初の本物VR(仮想現実)カメラ

事例 LUCIDCAM

 
背景
2014年、カリフォルニア大学バークレイ校とスタンフォード大学の非常に熱心なエンジニアのチームが一般消費者向けVR(仮想現実)の開発を始めました。Lucid VR社は世界初の3Dおよび180度立体的な民生用カメラをデザインし開発した企業になりました。このカメラは誰にでも簡単に本当の深度で周囲の風景を撮影できます。LucidCamは誰とでも共有でき、没入感のある現実を創出し無限の応用を提供する小型のポータブルカメラです。VRは将来性があり、LucidCamを持てば将来はここにあります。
 
このカメラのユニークな技術は、最近の2年間に開発されました。携わったのは、Lucid VR社のハン・ジンCEOと、共同創業者のアダム・パウエルCTOで、パウエル氏はコンピュータビジョンと画像処理の専門家であるスタンフォード大学電気工学科の博士(Ph.D)です。
 

目標

Lucid VRのチームは、本当に没入感のあるVR画像・映像を撮影するため、低コストで3D画像処理を加速する方法を見つけたいと思っていました。民生市場向けに使いやすい立体3Dの180度カメラを創造すると、ユーザーは人間の目が見ている世界や方法を体験できるようになります。これを達成することによって、チームは今までは時間がかかり、大きな装置とソフトウエアで数千ドルもしたようなものが要らなくなります。初めて、誰もが驚くべき3D球状の映像や画像を簡単なタッチかボタンで簡単に撮影することができるようになります。セミプロのような写真映像を撮れるような人たちは、驚くような映画並みの3D体験映像を映すことができるようになります。ゲーム開発者は、生活しているような環境を作り出し、イノベータたちはVRコンテストのようなビジネスを構築することで、全く新しい産業を生み出すことができるようになります。
 

問題

Lucid VRが最新の3D仮想現実のカメラを作る時に出くわした問題がたくさんありました。2014年に最初の試作品を開発するときに、優れた3D画像を撮るための特殊なレンズが必要だということにすぐ気がつきました。
 
Lucid VR設計者たちも、ユーザーとの対話を支援するLEDをインジケータとして付けたいと考えていました。真に簡単なユーザーインターフェースを作るために、1つのボタンで全てをコントロールする必要がありました。上手にデザインされたスイッチは、これを達成するために求められましたが、Lucid VRのデザイナーたちは、デザインをベストなものにするためにどんな機能が働くのかについて正確にはわかりませんでした。画像やビデオの撮影や操作の設定に一つの中央ボタン1個を望んでいました。しかも全てポケットサイズのモバイルデバイスに作り込みたかったのです。
 
カメラもまた最終的なアプリケーションとしてデザインすることも心に入れておく必要がありました。ポータブルエレクトロニクスは、次の要因による厳しい環境も考慮していました:
  • 落下による衝撃や振動によくさらされる 
  • 充電時の乱れた電力
  • ゴミや汚染、液体などにもさらされること
チームは、PCBレイアウトの入力や内部部品の選択、デザインを求め、カメラが性能と環境条件を最適化しているだけではなく、製造可能であることやサプライチェーン/調達のことも考慮していることも確認します。
 
当初のモデルを見直し、少し修正を加えデザインを改良した後で、Lucid VRは、非常にタイトなスケジュール;わずか10日間で2回目のモデルを完成させなければなりませんでした。
 

解決策

モデルソリューションの経験豊富な設計・製造チームは、当初のLucid VRデザインを取りだし筐体内外の強度を補い改良しました。モデルソリューションはLEDやスイッチ、材料、仕上げ加工などの仕様を決め、低コストを維持し、アプリケーションの要求に合わせます。
 
モデルソリューションは、当初3台のモックアップと外観を含めたフルモデルを最初の12日以内で製作しました。これらのモデルには機能的なLEDとスイッチを取り付けており、Lucid VRのエンジニアたちは、これらの設計要素が最終デザインでどのように動作し機能するかを見て感じることができます。このモデルはまた、Lucid VRに色と仕上げ加工の選択を最終決定しできるようにすることで、全体の設計工程を簡略化し加速しました。その際、光沢のあるプロ仕様の見栄えだけではなく、現場で求められる頑丈さと信頼性も持たせるようにしました。
 
モデルソリューションは2枚の双眼鏡レンズの製作を手伝い、真の深度と周辺のビジョンを創出しました。カスタム仕様のタクタイルスイッチが特別なタッチと感じになるように調整し、簡単なオートフォーカス(シャッターを制御)とカメラからビデオへの設定の選択も付けました。
 
モデルソリューションはまた、内部部品全てを正確にアセンブリしたことを確認する支援も行っています。
 

成果

自動焦点で使いやすいLucidCamは高価なハリウッド3D制作用カメラを小型化しました。もっと受け入れやすい価格帯にしただけではなく、製造後の長い工程を除去しました。
 
この3D 180度VRカメラは、本来の焦点深度で没入感満載のコンテンツ制作に威力を発揮します。LucidCamはユーザーが見聞きしたままの映像の世界を正確に表現します。180度の広角レンズとアクティブビュー、サラウンドオーディオによって、撮影されたどのようなコンテンツもエクスペリエンスを豊かにします。
 スマートなハードウエアは以下のようなテクノロジーで出来ています:
  • 3D空間のカメラ技術を最適化
  • 結果として最もコンパクトで進んだデバイス内のソフトウエア
  • 消費者に最もシームレスなプラグアンドプレイの体験
  • ファイルサイズを減らし、製造後のトラブル時間を最小にした
このテクノロジーによって、誰でもグーグルカードボードあるいは直接ユーチューブ上でiOSやアンドロイドなどのアプリを携帯デバイスでビデオを視聴できます。VRヘッドセットに限定しなくても済みます。これらの画像や映像を、オキュラスリフトやグーグルカードボードを組み合わせた携帯電話のようにVRヘッドセットを通してみると、まるでそこにいるかのように体験できます。
 
このeカメラは携帯電話のようにポケットに収まるため、ユーザーはいつでもどこでも画像や映像を没入感いっぱいで見ることができます。LucidCamは、ユーザーがシャッターを押すだけでパノラマのようにスイープしなくてもあらゆるものを撮影できる従来の自動焦点カメラにこだわる感覚にさせます。
 

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